馬場ふみかが挑む青髪キャラ！映画「愛されなくても別に」の衝撃

2025年3月21日

馬場ふみか、青髪で挑む「愛されなくても別に」の江永雅役

馬場ふみかが出演する映画『愛されなくても別に』が話題を集めています。
武田綾乃の小説を原作としたこの作品で、馬場は毒親との関係に苦しむ大学生・江永雅を演じます。

雅は「父親が殺人犯」という噂が絶えず、学内では孤立した存在。
さらに母親から売春を強要された過去を持ち、壮絶な人生を歩んできたキャラクターです。
馬場は役作りのため髪を青色に染め、派手なメイクで挑みました。

彼女自身も「雅という役を通じて『それでもいいんだよ』『それがいいんだよ』と励まされ、肯定してもらった気がしています」と語り、役への深い共感を示しています。
この挑戦的な役柄がどのようにスクリーンで描かれるのか期待が高まりますね。

本作の主人公は南沙良演じる宮田陽彩（ひいろ）。
彼女もまた毒親との関係に悩む大学生で、母親から金銭的にも精神的にも依存されています。

陽彩は大学生活のほとんどをアルバイトと家事に費やし、「愛している」という母親の言葉に縛られています。
そんな彼女がコンビニバイト先で雅と出会い、少しずつ人生が変わっていく様子が描かれます。

現代社会の生きづらさをリアルに反映したストーリーは、多くの共感を呼びそうですね。
南沙良と馬場ふみかという実力派女優の共演にも注目です。

原作小説『愛されなくても別に』は、吉川英治文学新人賞を受賞した武田綾乃による作品です。
親子愛や毒親問題だけでなく、現代社会の生きづらさやジェンダー規範への違和感など、多岐にわたるテーマを扱っています。

武田氏は「家族だからという理由で我慢しないといけないこと」を描きたかったと語り、本作にはその思いが詰まっています。
映画ではこれらのテーマがどのように映像化されるのか楽しみですね。

監督を務める井樫彩はカンヌ国際映画祭への出品経験もある実力派です。
彼女は若者たちの言葉では表現しづらい心情を映像化する手腕で知られています。

今回もフィルムライクな映像表現で、陽彩と雅という傷ついた二人の物語を鮮烈に描き出すことが期待されています。
井樫監督ならではの繊細な演出が、この重厚なテーマにどう寄り添うのか注目です。

『愛されなくても別に』は2025年7月4日に全国公開予定です。
南沙良と馬場ふみかという豪華キャストによる共演、そして武田綾乃原作ならではの深いテーマ性が見どころです。

現代社会で生きづらさを抱える人々へ向けたメッセージ性も強く、多くの観客に響く作品となりそうです。
ぜひ劇場で二人の演技と物語の結末をご覧ください。

よかったらシェアしてね！