大河ドラマ「べらぼう」で話題沸騰！尾美としのりの”数秒出演”から本格登場への軌跡

2025年3月23日

「オーミーをさがせ」現象とは？

NHK大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」で平沢常富役を演じる尾美としのりさんが、これまでの”数秒出演”から本格登場へと変わりました。

第2回で初登場したものの、その後はわずか数秒の出演時間が続き、SNS上では絵本「ウォーリーをさがせ！」にあやかって「オーミーをさがせ」と話題になっていたんです。

特に吉原のシーンでは毎回尾美さんを探す視聴者が続出し、ネット上で大きな盛り上がりを見せていました。

私も毎週「今週はどこに出てくるんだろう？」とワクワクしながら見ていましたが、ついに3月23日放送の第12回で本格登場となったんですね！

尾美さんは取材で、この異例の出演方法について「台本のト書きに1行、『大門を通っていく平沢』と書いてあるのを見て、すごくうれしくて。こんな出し方をしてもらってありがとうございますという気持ちです。洒落ているなと思いました」と喜びを語っています。

現場でも「なるべく映らないようにした方がいいですよね」と制作陣と相談しながら撮影していたそうで、「扮装が大変で2時間もかかるんですけど、なるべく映らないように。楽しんでやっていました」と笑顔で話しています。

これには驚きですよね。2時間もかけて扮装して、数秒しか映らないなんて。でも尾美さんはそれを楽しんでいたというのが素晴らしいと思います。

「オーミーをさがせ」とネット上で盛り上がったことについて、尾美さんは「こんなにSNSで騒がれるとは思ってなかった」と驚きを隠せない様子でした。

「親戚とか近しい人間が探すと面白いなと思っていたのが、こんなにSNSで騒ぎになって。ちゃんと出たら『つまんないな。探すぐらいがちょうどいいや』と思われたら悲しいなってプレッシャーになっています」と心境を明かしています。

面白いのは、大河ドラマに出演すると親戚や友人が喜ぶそうですが、「今のところ何の連絡も来ない」とのこと。おそらく彼らも尾美さんを見つけられなかったのかもしれませんね（笑）。

尾美さんが演じる平沢常富は、秋田佐竹家の留守居役（現代でいう外交官）を務める一方、朋誠堂喜三二という覆面戯作者の顔も持つ二面性のあるキャラクターです。

尾美さんは役について「とても頭が良くて、しゃれていて楽しんで生きている人だなと思いながら演じています。すごくインテリなんだと思います。仕事もできるし、趣味もめいっぱい楽しみ、充実した生き方をしている人」と語っています。

3月23日放送の第12回では、平沢が覆面戯作者・朋誠堂喜三二であることを横浜流星演じる主人公・蔦屋重三郎が知り、絵本『明月余情』で初タッグが実現しました。

尾美さんは今後について「もう’探せ’は終わった！」と「オーミーを探せ」終了を宣言しました。

「’探せ’の方が面白かったって思わないでほしいなって。もうお願いですね」と今後も楽しんでもらえることを願い、「セリフを言うようになったときは緊張しました」と本格登場への思いを語っています。

3月16日放送の第11回では、蔦重の作った書籍を手に「いや、いいもん作るねぇ。これはいいよ！いい！」と絶賛するなど、セリフも登場し、徐々に物語に深く関わってきています。

これからの平沢常富の活躍、そして尾美としのりさんの演技にますます注目が集まりそうですね。私も「オーミーをさがせ」は終わりましたが、これからの展開がとても楽しみです！

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