国分太一の文春報道とは?女性スタッフ2名への「わいせつ事案」の真相と鉄腕DASH降板からTOKIO解散までの全経緯を徹底解説

2025年11月27日発売の週刊文春で、元TOKIOの国分太一さん(51歳)に関する衝撃的なスクープが報じられました。「女性スタッフ2名へのわいせつ事案」という見出しで、日本テレビの事情聴取で国分さん本人が語った内容が明らかになったのです。

この記事では、国分太一さんをめぐる一連の騒動について、2025年6月の発覚から11月の記者会見まで、時系列で詳しく解説していきます。

目次

文春が報じた「2つのわいせつ事案」とは

週刊文春2025年12月4日号では、国分太一さんが日本テレビの事情聴取で自ら語った内容として、2人の女性スタッフに対する「わいせつ事案」があったと報じています。

報道によると、2025年6月18日に日本テレビに呼び出された国分さんは、コンプライアンス担当者と弁護士から事情聴取を受けました。その場で国分さんは、番組スタッフA子さんとホテルの部屋で2人きりで飲酒した際の出来事や、別のスタッフB子さんへのセクハラ行為、さらには不適切なLINEのやり取りについて供述したとされています。

ただし、日本テレビは「プライバシー保護の観点」から具体的な内容を公表しておらず、被害者の有無についても明らかにしていません。

騒動の発端:2025年6月20日に何が起きたのか

事の発端は2025年5月27日でした。日本テレビ社内で国分さんに関するコンプライアンス上の問題が発覚し、関係部門で共有された後、外部弁護士による調査が開始されました。

そして6月18日、国分さんは日本テレビに呼び出され、事情聴取を受けることになります。この聴取の内容を踏まえ、日本テレビは臨時の取締役会を開催。6月20日、福田博之社長が緊急記者会見を開き、国分太一さんの『ザ!鉄腕!DASH!!』降板を正式に発表しました。

福田社長は会見で「コンプライアンス上の問題行為が複数確認された」と説明しましたが、具体的な内容については「プライバシー保護の観点からお伝えできない」と繰り返し、詳細を明かすことはありませんでした。

国分太一の謝罪コメントと無期限活動休止

日本テレビの発表を受け、国分さんが所属していた株式会社TOKIOの公式サイトでは、本人のコメントが発表されました。

国分さんは「この度の件に関しまして、関係各所の皆様、応援し続けてくれているファンの皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です」と述べ、「期限を決めずに全ての活動を休止し、自分を見つめ直させていただきます」と無期限での活動休止を発表しました。

また、グループのエージェント契約先であるSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)も、国分さんの無期限活動休止を正式に発表しています。

TOKIO解散へ:わずか5日での決断

国分さんの活動休止発表からわずか5日後の6月25日、TOKIOは解散を発表しました。結成31年目での突然の幕引きとなりました。

公式発表では「グループ『TOKIO』として活動して皆様から再び信頼をいただき、応援いただくことは難しいと判断したため、ここでグループとしての活動に区切りをつけることといたしました」と説明されています。

TOKIOは2018年に山口達也さんの不祥事で脱退、2021年には長瀬智也さんが退所しており、残るメンバーは城島茂さん、松岡昌宏さん、そして国分太一さんの3人でした。今回の国分さんの問題により、グループの存続は不可能と判断されたようです。

鉄腕DASHはどうなった?番組継続の判断

約30年続く長寿番組『ザ!鉄腕!DASH!!』については、日本テレビは「番組自体は継続する」と発表しました。国分さんが主導していた「新宿DASH」などの企画は終了となりましたが、城島茂さんと松岡昌宏さんを中心に、STARTO ENTERTAINMENTの後輩タレントたちも参加する形で番組は続いています。

ただし、国分さんの降板発表直後の6月22日放送回では、通常のスポンサーCMの代わりにACジャパンのCMが多数流れる「ACまつり」状態となり、スポンサー企業の困惑ぶりがうかがえました。

5か月の沈黙を破った記者会見

2025年11月26日、国分太一さんは活動休止後初めてとなる記者会見を開きました。黒い眼鏡に紺のスーツ姿で登壇した国分さんは、冒頭から涙を見せながら謝罪の言葉を述べました。

「本日、わたくし国分太一にこのような機会を設けることをお許しいただき、感謝申し上げます。まず最初に自らとった行動により傷つけてしまった当事者の方に遅くなりましたが、また、直接ではなくこのような形になり大変恐縮ですが、心からお詫びの気持ちをお伝えさせてください。本当に申し訳ございませんでした」

国分さんは「立場と環境にあぐらをかき、発言や立場の重みを意識していなかった」と反省の弁を述べつつ、会見で繰り返し口にしたのは「答え合わせがしたい」という言葉でした。

「答え合わせができていない」問題とは

国分さんは会見で、日本テレビからどの行為がコンプライアンス違反に該当するのか明確な説明を受けていないと主張しました。「数日間ですべて失った」と涙ながらに語り、「人生のほとんどがTOKIOだった」と31年間のグループ活動への思いを吐露しています。

また、10月には番組降板を判断した日本テレビの対応に問題があったとして、日本弁護士連合会(日弁連)に人権救済を申し立てていたことも明らかになりました。

一方、日本テレビは国分さんの会見を受けてコメントを発表。「『コンプライアンス違反行為があった』ということ以上に公にできることはございません」とした上で、「ヒアリングで国分氏自らお話しされた内容だけでもコンプライアンス違反に該当し、『青少年に見てもらいたい番組』に選定されている番組の出演者としてふさわしくないと判断した」と説明しました。

また、「答え合わせは難しい」として、二次加害(被害者への更なる被害)の懸念を理由に詳細の公表を避ける姿勢を示しています。

世間の反応:同情論と批判の声

国分さんの記者会見に対するネット上の反応は二分されています。

一部では「だまし討ち」「半ば脅迫」として日本テレビの対応を批判し、国分さんに同情する声が上がっています。音声データの削除要求など、日本テレビの対応を疑問視する意見もあります。

一方で、「そもそも問題行為があったのは事実」「被害者がいるなら詳細を公表できないのは当然」という意見も多く、国分さんの会見が混迷を深めてしまったという指摘もあります。

現在の国分太一:芸能界引退は否定

国分さんは記者会見で、芸能界からの引退については否定しました。「アイデアをたくさんの方からいただいた」「今は活動休止」と述べ、将来的な復帰の可能性を示唆しています。

ただし、代理人弁護士によると、国分さんは億単位の違約金を抱えており、自宅を売却する可能性もあるという厳しい現実に直面しているとのことです。妻子も家を出ざるを得ない状況になっているとも報じられています。

まとめ:真相解明はいつになるのか

国分太一さんをめぐる騒動は、2025年6月の発覚から約5か月が経過した今も、真相が完全に明らかになったとは言えない状況です。

週刊文春の報道では「女性スタッフ2名へのわいせつ事案」として具体的な内容が報じられていますが、日本テレビは「プライバシー保護」を理由に公式な説明を避けています。国分さん本人は「答え合わせがしたい」と訴えていますが、日本テレビは「二次加害の懸念」から応じられないとしており、両者の主張は平行線をたどっています。

31年間にわたってTOKIOの「顔」として活躍してきた国分太一さん。今後、この騒動がどのような決着を見るのか、引き続き注目が集まっています。


※この記事は2025年11月27日時点の報道をもとに作成しています。今後、新たな情報が出てくる可能性があります。

※本記事は各種報道をまとめたものであり、事実関係については各報道機関の情報に基づいています。

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